現在進めているプロジェクトでDLTを採用しており、工場(長谷川萬治商店 館林工場)にてDLTの製作状況を確認しました。
DLT(Dowel Laminated Timber)は製材を木製ダボで接合して大きな版をつくる工法で、どちらかというとローテク技術から出てきているものであり、工場内における製作機械の専有面積もそれほど大きくはなく、加工機械への投資、という面ではCLTと比較してもコストパフォーマンは非常に高いように感じました。
なお、国内のDLTはどちらかというと仕上材や家具(パーティション等)に使用する場面が多いようですが、今回のプロジェクトでは軸組工法のフレーム内に構造耐力要素として採用し、1間x2=3640mm幅ほどの内部耐力壁にあらわしとして使用します。
DLTの製作状況確認

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